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X-Road 創刊にあたって

皆さん、こんにちは!

XOOPS X の酒井です。Onokazuさん,Minahitoさんから引き継いで、Pack2011メンバーと共に歩んでおります。

今回は、リレーブログ形式で X-Road 創刊準備号への寄稿を行います。

まず、XOOPS Cube Conference 2012 Tokyo 開催にあたって、これまでの道程を振り返り次の目標を掲げてみます。

さて、私に取ってのXOOPSとの関わりを振り返ってみます。

XOOPSは Onokazu さんが phpNuke のフォークとして 2002 年にリリースしました。その2年後の2004年の春に私は初めてCMSというウェブアプリケーションの存在に気付き開発を始めました。

最初は企業内のイントラとしてグループウェアの機能が欲しいという需要から取り組む事になり、電子掲示板やニュース、アンケートやバックアップ、そして日報としてのブログ等を他のOSSからの移植やフルスクラッチ、既にあるモジュールのカスタマイズにより揃えて行きました。

また、これらの物をベースに今まで企業内部のデータベース関連システムのみ受託していた私にもウェブ関係の仕事ができる素地が出来ました。

そして転機は2011年3月の OSC Tokyo Spring でした。この回の OSC では珍しく PHPベースのCMS,EC だけが一カ所に集中し、Concrete5, WordPress, Magento, GeekLog, XOOPS, EC-Cube の各メンバーで楽しく懇談しました。懇親会が終わり皆が別れる時エイプリルフールネタとして各CMSのトップページを張り替えるという企画が持ち上がり、 XOOPS は MODx とクロスチェンジという所まで決まりました。(この企画は震災で流れました)また、 USTREAMで各CMSの最新情報を知るWeeklyCMSの発祥もこのOSCがベースです。

記念撮影
OSC Tokyo 2011 Spring – PHP based CMS and EC Community Member

そんな活動をしている折、XOOPS Cube2.2がリリースされ、WordPress 3.2がリリースされました。WordPressのコミュニティの盛り上がりに触れるにつれXOOPSに足りない物が色々見えて来ました。

まず、レスポンシブウェブデザイン対応、ソースの自動取得とアップデート、そして使う側視点で磨き込まれたUIです。

何よりもまず、XOOPSの良さを体現できる物が必要だと思い編纂したのが Pack2011 です。ここでXOOPSの素晴らしさを体験するエクスペリエンスを用意しました。

これは Pack2012, XOOPS X(ten)へ昇華し、ホダ塾ディストリビューションの後継という地位を築きました。ホスティング会社はこれをベースにレンタルサーバに組み入れて頂く事で、フューチャーフォン・スマートフォンが独自専用テンプレートで表示され、それ以上の画面サイズのタブレットから大型ディスプレイはレスポンシブウェブデザインで動的に画面が調整されるウェブサイトをわずか数分で提供できます。

次はアプリケーション・ストアと自動アップデートの機能です。AndroidやiPhoneの用にワンクリックでウェブアプリケーションを組み込めたらCMSはもっと普及すると思います。

そして、デザイン。Twitter Bootstrap は混乱する CSS タグにスマートな解決方法を提供するベストプラクティスを提供しています。全てのモジュールがこのタグに対応すればより統一感のあるサイトが素早く構築できます。

私の描く未来はまだ続きます。 CakeCMS,KeikoCMSでは CakePHP ライクなレスポンシブ・プログラミングのエクスペリエンスを用意しています。自分が URL をこう叩くとこう返して欲しいという要望を入れる。それを実現するにはこういうコードを積めばいいとプログラムが答えてくれるのです。次に必要な足場をプログラムが用意してくる事で開発をスピードアップしてくれます。

そしてその次はこのレスポンシブなプログラムがパーツ化されて、まるでプラモデルを組み合わせる用にウェブアプリを作れる仕組みです。モジュールパーツのモジュール化です。これはまた別の機会に。

そして、今までの取り組みとこれからの取り組みを、広く知ってもらう。その為の勉強会やセミナー、紹介記事が必要です。それらの取り組みが X-Road です。X-Roadは世界各地で開催されるオフラインミーティングの呼称であり、我々を結びつけるキーワード、そしてそれを紹介するフリーマガジンです。X-Roadのイベントや雑誌がウェブサイト制作やウェブシステムの開発の一助になれば幸いです。

さて、そろそろエンディング。

今回はリレーブログ形式で原稿を募り、XOOPS X(ten)で可能な事を紹介しなければなりません。それを再編集して創刊準備号とします。

では、次の方リレーブログをよろしく!